作業療法士が年収600万円を稼ぐ働き方4選！昇給だけでは無理ゲー

今回はこんな疑問にお答えしていきます。

昨今のインフレや年金問題などお金に関わる問題はシビアになる一方で、多くの作業療法士が「少しでもお金を稼ぎたい」と考えるのは当然なことです。

とはいえ厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和2年)によると、作業療法士全体の平均年収は約408万円と、決して高い数字とは言えないのが実情…。

暮らしを豊かにするためにも、将来の不安を解消するためにも年収は高いに越したことはないです。

そんな中、作業療法士で年収600万円を稼げればかなりの高年収帯と言えます。

そこで本記事では、作業療法士が年収600万円を稼ぐ働き方を徹底解説していきます。

最後まで読んで、年収600万円達成に向けての参考にしてください！

作業療法士で年収600万円を稼ぐのは可能！

まずは先に結論からお伝えしておくと、作業療法士で年収600万円を稼ぐことは可能です。

ただ今の職場で昇給や役職がつくのを待ってるだけでは難しく、働き方を工夫する必要があります。

実際、30代作業療法士の筆者は年収600万円を超えていますし、知り合いの中にも年収600万円以上稼ぐ人はゴロゴロいます。

またSNS上でも、年収600万円以上稼ぐセラピストは数多くいます。

次からは作業療法士が年収600万円を稼ぐ具体的な働き方を紹介していきます。

作業療法士が年収600万円を稼ぐ働き方

作業療法士が年収600万円を稼ぐ働き方は、以下の4つです。

今回は再現性が高く、難易度が低い順に紹介していきます。

それぞれ解説していきます。

訪看からの訪問リハビリで働く

おすすめ度：

今すぐ年収600万円を目指すなら、訪看からの訪問リハビリで働くのが再現性も高めでおすすめ。

訪問リハビリは2つの要因から、病院・クリニックなど他施設と比較して年収アップが見込めます。

• リハビリ1件あたりの報酬単価が高い
• インセンティブ制度(歩合制)がある

訪問リハは病院やクリニックでのリハビリよりも報酬単価が高く、必然的にベースの年収も高い傾向にあります。

さらに訪問リハビリでは、インセンティブ制度という歩合制を導入している事業所が多く、これ稼げる大きな要因になっています。

インセンティブ制度
1ヶ月あたりに訪問件数が一定数を超えると、その分だけ手当をつけるというシステム。
相場は数千円のところが多い。

特に作業療法士は、PTやSTでは行うことができない「精神疾患者に対するリハビリテーション業務」が可能なので、訪問リハでは重宝されます。

ただひとりで訪問看護ステーションの求人をチェックするのは大変なので、転職サイトを活用する方が効率的でおすすめです。

リハビリ向けの転職サイトは数多くありますが、訪問リハビリの求人を探すときはレバウェルリハビリの活用もおすすめしです。

こちらは訪問リハビリの求人数の多さやサポートの充実さが魅力で、多くの作業療法士が利用している人気の転職サイトです。

＼ 訪問リハビリの求人に強い ／

登録・利用は完全に無料です

 レバウェルリハビリの評判などは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

レバウェルリハビリは無料で利用できるので、実際に転職しなくても「どんな求人があるか」情報収集が目的でもOKです。

副業を掛けあわせる

おすすめ度：

本業＋副業の掛けあわせで、年収600万円を稼ぐのも決して難しい選択肢ではないです。

副業は色々ありますが、ネット上にコンテンツを置いておいて収益が発生するようなストック型の副業がおすすめです。

休日や仕事終わりにバイトをするような時間を切り売りする仕事は、すぐにお金は稼げますが長期的にみると心身面での負担が大きいので強くはおすすめできません。

ストック型でおすすめの副業は下記のとおり。

• ブログ
• YouTube
• SNSマーケ
• 有料教材、コンテンツ販売

これらの副業は稼げるまでに時間は掛かりますし大変ですが、寝てる間や休日に家族と過ごしている間に収益が発生するのはかなり生活を楽にしてくれます。

ただ副業で稼ぐにしても、本業の年収ベースが高いと年収600万円までの難易度はグンッと下がるので、年収アップの転職を検討するのはおすすめ。

ひとりで探したり知人に紹介してもらうのも良いですが、転職サイトも併用していくのが効率的でおすすめです。

おすすめの転職サイトについては、こちらの記事で紹介しています。

公務員OTになる

おすすめ度：

公務員は年功序列で年収がアップしていき、40代後半〜50代で年収600万円になるとされています。

初任給や若いうちは給与が低いですが、誰でも年齢とともに年収600万円を目指せるので確実性という点では最強です。

デメリットとしては年収600万円になるまで時間が掛かることや求人が少なく年齢制限があること、副業ができない点が挙げられます。

なので若いうちに早く年収600万円を目指したい人は、前述の訪問リハビリを選ぶ方がいいでしょう。

公務員の求人は、離職率も低くなかなか求人が出ないので狭き門ですが、安定性・確実性を求める人にはおすすめです。

大学教員になる

賃金構造基本統計調査(令和2年)によると、大学助教授の平均年収550万円〜となっており、年収600万円を狙える分野です。

• 助教　：550万円〜（平均30歳後半）
• 講師　：700万円前後（平均40歳前半）
• 准教授：850万円前後（平均40歳後半）
• 教授　：1,000万円前後（平均50歳代）

ただ大学の大学院での博士号取得や論文発表などハードルはかなり高め…。

教育分野に興味があり、やる気があるならチャレンジしてみるのも良いでしょう！

ちょっと大学教授は…という人は、前述の3つの方法がおすすめです。

まとめ：作業療法士で年収600万円は、働き方次第で可能！

本記事では、作業療法士が年収600万円を稼ぐ働き方について紹介してきました。

平均年収が約408万円の作業療法士界において、年収600万円は高年収帯でハードルが高そうに思えます。

ですが、働き方次第で年収600万円を稼いでいる人はいるので、まだまだ達成可能な額と言えます。

年収600万円を達成するおすすめの働き方は以下の4つ。

上記の中でも特に訪問リハビリは稼ぎやすく、頑張りが反映されやすい働き方なので、早く年収600万円を達成したいセラピストにはピッタリです。

訪問リハビリの求人は、ひとりで探したり知人に紹介してもらうのも良いですが、転職サイトも併用していくのが効率的でおすすめ。

今回は以上です。